原付のタイヤ交換を初めてやってみました

 先日、自分の原付(ホンダ スマートDio AF56)の
タイヤ(前輪)の交換を、初めてやってみました。

 

 バイクのタイヤ交換はこれが初めて。
 ちなみに、前輪の交換はまだ簡単らしく、
後輪だと、マフラーを外したりと、いろいろ面倒臭いらしいです。
(タイヤを外さずに組替をする強者もいる様ですが・・・^^;。)

 
 
 もうタイヤの溝がほとんどありません。
ところどころ割れているし、
いつバーストしてもおかしくなさそう・・・^^;。
 これまでは恐る恐る乗っていましたが、
ようやく交換で、これでやっと安心できます(*^^*)。

 もちろん、ちゃんと交換作業が成功すれば、ですが・・・^^;。

 ・・・という訳で、とりあえず、
バイクから前輪を取り外す作業から開始。

 

 

 

 フロントフォークのシャフトのナットを外そうとするも・・・
メチャクチャ堅くて、ラチェットレンチでは埒が明かない^^;。

 

 十字レンチ登場!

 これで何とかナットが回り始めましたが、
なぜか一向にナットが外れない・・・。

 確認してみると・・・。

 裏側のボルト(?)も回ってやがる!^^;

 後で分かりましたが、その裏側のボルトの様な物は、
シャフト本体であり、ホイールの両側を貫いていました。
それを固定するナットだけを回せば、シャフトも供回りするのは当然。

 供回りを防ぐ為に、両側から攻めていきます。
下の画像で言うと、左側で十字レンチを使ってナットを固定し、
右側でラチェットレンチを使ってシャフトを緩める感じ。

 

 


 何とかナットは外れましたが、
肝心のタイヤが外れない!^^;

 どうやってタイヤを外せば良いのか分からないので、
とりあえず、フロントカバーを外してみました。

 

 外してしまってから、この行為は無意味である事が判明^^;。
タイヤの脱着とは無関係でした(^_^;)。

 よく確認してみると、シャフトを引っ張り出せる事に気付きました。

 

 
 
 ↑こちらは裏側。

 これでようやくタイヤが外れました。
あとは、ブレーキのユニット等を外せばOK。

 

 ちなみに、バイクの車体は、新聞紙を束ねて作った台に載せて
浮かせておきました。

 

 これでやっと、本題の、タイヤ組替の始まりです。

 集中して出来る様に、作業は部屋の中で・・・。

 まず、エアバルブの虫を回してタイヤの空気を抜きます。

 

               
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 タイヤのビードを、ホイールのリムから
ある程度離しておきます。
タイヤを手や足で押さえつけて、ホイールから離す感じ。
 
 そして、いよいよ、タイヤをホイールから外す作業。
今回、2本組のタイヤレバーを2セット購入しておきました。
普通は2本だけで出来る様ですが、慣れていないので、
沢山ある方が良いと思いまして・・・。

 
 
 ちなみに、ホイールの傷を防ぐ為のリムプロテクターもありましたが、
結局使いませんでした・・・^^;。

 ホイールの傷対策として、一応、ボロ布(使用済み靴下)を
タイヤレバーに付けて作業する事にしました。
・・・が、靴下がタイヤとホイールのに挟まってしまって、
却って邪魔になってしまうので、結局後では使わなくなりました^^;。

 

 後で付ける新しいタイヤを下に敷き、その上にタイヤを置いて作業。

 

 

 レバーをタイヤとホイールの間に挿し込み、
ビードを落としていきます。
 一箇所から始めて、二箇所に広げ、
だんだん範囲を広げていく。
 
 そうすると・・・。

 

 だいぶビードが落ちてきました。

 

 全体のビードがホイールから外れたら、
今度は、レバーでタイヤをホイールの上側へめくり上げていきます。

 

 

 これも、一箇所から始めて、二箇所と進め、
少しずつ広げて行きます・・・。

 この時、タイヤの手前側のビードだけでなく、
奥側のビードまで一緒にめくってしまうと、
かなりの負荷が掛かってしまって、ホイールに傷が入ってしまうので
注意が必要です。
僕はそれをやってしまっていました^^;。
なんか堅いなあ・・・と思ったら・・・(笑)。

 そして、ようやく手前側のビードが全て外れます。

 

 続いて、奥側のビードも外します。
裏返して、タイヤのビードとホイールのリムの間にレバーを挿し込み、
レバーとタイヤを下に押す感じ。

 

 なかなか外れないので、タイヤを立てたり。
 悪戦苦闘・・・^^;。

 

 

 ようやく外れました!(^o^)

 

 だいぶホイールに傷がついてしまいました^^;。若干凹みが・・・。
初めてだからしょうがないかなあ・・・(^^ゞ。

 

 せっかくなので、エアバルブを交換する事に。
 新しいエアバルブは、90度に曲がっていて、
空気圧のチェックや補充がしやすいタイプですが、
新品なのに既に傷(もしくは汚れ?)がついていました。
さすがMade in China!^^;
まあ・・・その分、激安です。
ちゃんと使えれば問題無し!(^^)

 

 今付いているエアバルブを、ニッパーで切除。
 
 

 そして、新しいエアバルブを取り付けます。
 ホイールの外側(つまりタイヤが着く方)から押し込むのですが、
堅くて手で押すだけでは入らないので、
プラスドライバーでグイ~ッと押し込みます。
押しながら、反対側からエアバルブを引っ張る感じ。
安物なので、あまり強く引っ張ると壊れそうな気がしたので(笑)、
優しく、優しく引っ張ります・・・。

 

 

 装着完了!
 
 さて、次は、新しいタイヤを取り付ける作業。

 

 取り付ける新しいタイヤです。

 その作業の前に、ホイールの滑りをよくする為、
シリコンスプレーを塗布。
 本来なら、ビードワックスなるものがあるらしいですが、
そういう物が無かったので、家にあったこのスプレーを使用。
防錆にもなって一石二鳥(?)。
まあ・・・タイヤを装着した後も、ホイールとの滑りが
良すぎるのも困り物ですので(笑)、
乾きやすい方が良いかなぁと思って、ドライタイプを使う事に。
 リムを中心に満遍なく塗布。

 

 再び、部屋の中で作業開始。

 潤滑剤のおかげで、レバーを使わずとも、
手で押し込むだけで、ある程度は入っていきます。

 

 そして、レバーを使って、タイヤをはめ込んでいきます。
 この作業の時は、ちょっと撮影する余裕がありませんでしたので
画像がありません・・・悪しからず(^^ゞ。
 しかし、決して作業が大変だった訳では無くて、
むしろ外す時よりも楽でした。
割とすんなり入ってれました(^^)。
 新しいタイヤを破損させてはいかんと思って
慌てて作業をしたので、撮影する余裕が無かっただけです・・・。
 レバー2本あればビードをどんどんめくっていって
ホイールにどんどん入っていきます。

 

 装着成功!

 黄色いマークをエアバルブの位置に合わせておきます。
潤滑剤のおかげで、まだタイヤを回す事が出来るので、
位置を調整します。

 

 一応、虫を堅く締めておきます。

 

 そして、タイヤにエアを入れます。
 自転車用の空気入れでもエア補充は出来る様ですが、
僕は持っていないので、DC12V電源の
コンプレッサーを使ってエア補充。
 コンプレッサーは音が大きいので、車の中で作業。
ドアを閉めてしまえば、外にはほとんど音は聞こえません。
もちろん、僕自身も外に出ています(笑)。

 

 ところが、一向にエアが入らない。
 タイヤとホイールの間に隙間があるので、
そこから空気が漏れてしまっています。
 もっと強い勢いで空気を入れれば良いのですが、
如何せん、コンプレッサーの力が弱くて・・・。
 こういうコンプレッサーは、空気圧が少し下がった時なんかに
使うべき物なのでしょうね。

 仕方が無いので、近くのセルフ式ガソリンスタンドへ行って、
空気圧補充器を使わせて頂きました。
 さすがの圧力です(^^)。
 一気に空気が入ってタイヤとホイールが密着し、
空気がパンパンに入りました。

 ちなみに、タイヤを横にしたまま補充すると、
エアが抜けてしまう様でした。
タイヤを立てて補充すると良い様です。

 そして、自宅へ戻り、タイヤをバイクに装着。

 ブレーキの強度を調節。

 

 何とか、タイヤの装着は完了。
 タイヤを外す前の状態を撮影して記録しておいたので、
「どんな感じだったかな?」と悩む事はありませんでした。

 

 ・・・という訳で、タイヤ交換が無事に完了!\(^o^)/

 試乗したところ、走行もブレーキも問題無しでした。

 今回の作業は、初めてという事もあり、
途中で足らない部品を買いに出たり、
昼食を取ったりもしたので、
かなり時間が掛かりました(ほぼ一日?^^;)
 しかし、もし慣れていれば、
それほど時間の掛かる作業では無いと思いました。

 次は、後輪に挑戦しようかな・・・^^;。

 ちょっと長い日記になってしまいました・・・。
 画像も、慣れないスマホ撮影でしたので、
あまり上手に撮れませんでした。悪しからず・・・^^;。
 最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!m(_ _)m