原付の修理完結!

 前回の日記で書いた、原付の修理についての補足です。


 完全に直った・・・と思っていたのですが、
まだ直ってはいませんでした。

 なぜか、また以前の様にエンジンが掛かりづらくなり、
ようやく掛かっても、アイドリングが安定せず、
走行中でもエンジンが止まってしまいます・・・(-_-;)。


 これはダメだと思い、また修理を再開する事に・・・。


 まずは、ネット情報を頼りに、ECUのリセットを行いました。
ちなみに、参考にしたのは、以下のブログです。

『スマートDio(AF56) キャブOH後のECUリセットについて』
https://minkara.carview.co.jp/userid/2851838/blog/40483508/

 これにより、一時的に、
エンジンの掛かり、そしてアイドリングは改善しました。


 ところが、その後、また悪化しました。
 なぜだ・・・?


 原因を探っていったところ・・・。


 ようやく悪因が判明しました。

 

 これです。赤い円で囲った部分。

 これはイグニッションコイルなのですが、
ボディ(フレーム)に固定する為のボルト等が壊れてしまったので、
代わりに、細い針金を巻き付けて固定したものの・・・。

 どうやら、これが悪さをしていた様です。

 針金との接触によって、イグニッションコイル内の電気の流れが乱れ、
スパークプラグの点火がうまく出来なくなっていたと考えられます。
 恐らく、一種の短絡(ショート)が起こっていたのでしょう。
(または一種の混触?^^;)

 その針金は、一応、曲がりなりにも
絶縁材で被覆されていたのですが・・・
それでも、電気の流れが乱れてしまうとは・・・。
何というデリケートさ・・・^^;。

 

 バイクの内部は当然かなり高温になるので、プラスチックよりも
金属の方が安全だと思って、敢えて針金を選択したのですが・・・。
裏目に出てしまいました・・・(-_-;)。
 
 その針金を取り除き、代わりに、
耐熱性インシュロックで固定する事に。
 
 
 
 

 このインシュロックは、高温でも
120度程度までなら耐えられるそうで・・・。
まあ・・・そうアテにも出来ないので、
時々は様子を確認しないといけないですね・・・^^;。

 
 何はともあれ・・・。


 この作業の後、エンジンの掛かり具合、アイドリングは
一気に改善しました。


 そして、試しに、隣の市まで走ってみたところ・・・。

 全く問題なく走行出来ました。
 約一年ぶりの、本格的なライド。


 今度こそ、完全に復活!!(^^)v


 それどころか、故障前よりも加速が良くなっているかも…!?
スパークプラグを、デンソーからNGKに変えたからかな?
(・・・気のせい?^^;)


 それにしても・・・。

 やはり最後の最後まで、「電気」が絡んでいましたねぇ。

 電気というのはやっぱり重要ですね。
 そして、奥が深い・・・^^;。


 ちなみに・・・。

 今回、約一年ぶりの本格的な走行に臨むにあたり、
オイル交換、クーラント液補充、ガソリン給油、タイヤ空気圧補充など、
こまごまとしたメンテナンスはちゃんと済ませておきました。

 それから、自賠責保険が切れていましたので、
ちゃんと再加入しておきました。
 これ大事!(^^)b