原付(AF56)の修理以来、ガンガン走りまくっているのですが、
どうもブレーキの効きが悪くなっている様なので、
初めてながら、ブレーキシューの交換に挑戦する事にしました。
さらに、リアタイヤもそろそろ交換しなければヤバそうなので
(スリップサインが出ていて、少しヒビ割れも・・・^^;。
前回交換したのが2015年4月なので、3年以上経っています。
どれだけの距離を走ったのかは不明)、
今回は、リア側のブレーキシューを交換する事にして、
ついでにタイヤ交換にも挑戦する事にしました。
さらに、リア側の場合、マフラーも外す事になるので、
ついでにマフラーの洗浄作業もする事に。
どの作業も、今回が初めてですので
(タイヤ交換は以前にフロントを交換しましたが、リアは今回が初めて)、
作業内容の備忘録として、今回日記に書いておく事にしました。
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まずは、リアタイヤカバーとマフラーを外します。↓
そして、タイヤをロックする為、ブレーキアームを締めます。↓
ハブのナットを外します。
インパクトレンチを使おうとしたのですが、
対応するソケットを持ち合わせていなかったので、仕方なく、
十字レンチで緩めようとするも・・・。
全然緩みません・・・^^;。
そこで、トルクレンチで試してみたところ・・・。
これでも、全然緩まない!^^;
仕方なく、インパクトレンチに対応するソケットを購入。↓
そして、改めてインパクトレンチで挑戦!
なんと、これでも緩まない!(´゚д゚`)
これまで、このインパクトレンチを使って
緩まなかった物など一つも無かったのに・・・^^;。
一体、どれだけ固く締めやがったんだ・・・バイク屋のおやじ・・・(-_-;)。
そこで、もっと強力なインパクトレンチを購入しちゃいました(^^)b。↓
そして、再挑戦!
やっぱり、打撃の勢いが違うなあ・・・(*^^*)。
・・・しかし、ナットはビクともしません・・・^^;。
やばい・・・これでも緩まないのか?
もっと高級なインパクトレンチを買うべきだったか・・・^^;。
・・・と思っていると、しばらくして、ようやくナットが緩みました。
良かった!
どうにかこうにか、タイヤが外れました。
さて、これから先は、それぞれの作業内容について
個別に書いていきます。
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【ブレーキシュー交換】
今回交換する新品のブレーキシューはこれです。↓
まず、事前準備として、ブレーキシューの角を落とします。
これをすると、ブレーキを掛けた時に、キーキーという音がしないそうです。
普通はヤスリを使うのだと思いますが、
今回はヤスリが見付からなかったので^^;、リューターを使いました。
(ヤスリが無いのにリューターがあるのは我ながら不思議ですが^^;。)
そして、ブレーキシューを組み立てます。
ブレーキシューの両側2つを、スプリングで固定。↓
これで事前準備は完了。
次に、原付から、古いブレーキシューを取り出します。↓
手前に折り曲げると、割と簡単に外れます。
取り出した、古いブレーキシューです。↓
そんなに減っている様には見えないですね。
もしかすると、ブレーキが効かない原因は、こちら側では無いのかも?
ブレーキシューが収まる部分を清掃します。
パーツクリーナーと歯ブラシでゴシゴシ磨きます。
汚れがどんどん出てきます^^;。
ついでに、ハブも清掃。
クッキングペーパーや、マイナスドライバーなども駆使して、清掃。
そして、グリスアップ。
ブレーキシューとの摺動部(軸の様な部分)に、グリスを塗ります。
モリブデングリスにするか、シリコングリスにするか迷いましたが、
無難なシリコングリスにしておきました。
そして、新しいブレーキシューを取り付けます。
軸の形に合わせた向きではめ込みます。
手前に折り曲げた状態ではめ込むと、割と楽に装着出来ます。
これで、ブレーキシューの交換作業は完了!
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【タイヤ組替】
タイヤの組み換え作業に関しては、
以前にフロントタイヤを交換した時の日記に詳しく書いています。
⇒2017年4月3日『原付のタイヤ交換を初めてやってみました』
よって、今回は、前回とは違う手法で行った部分だけ
ピックアップして書いておきます。
今回の新しいタイヤはこれです。↓
ホイールのリムからタイヤのビードを外す作業で、
タイヤレバーだけでは埒が明かなかったので、
バイス(万力)を使う方法を思い付きました。↓
これは良い方法を思い付いた!・・・と思ったのですが、
これでもなかなかビードが落ちてくれない・・・^^;。
タイヤレバーを使って、バイスを支点にして、
テコの原理でリムをぐいっと上げてやると、
ようやくビードが落ちてくれました。
そして、ホイールからタイヤが完全に外れた後、
ホイールの、ブレーキシューが当たる部分を磨きます。
ここが汚れていたりサビていたりすると、キーキー音が鳴るそうです。
400番の紙やすりで磨きます。当然、その後は汚れを拭き取ります。↓
そして、ホイールにタイヤを付けた後、空気を補充して、
タイヤのビードとホイールのリムを密着させる作業で、
自転車用の空気入れを使ってみたのですが・・・。
まったくダメ^^;。空気の入り方が弱く、全然膨らみません。
まさに徒労という感じ・・・(-_-;)。
で、結局、前回と同じく、ガソリンスタンドの空気補充器を利用する事に。↓
あっという間に入ります(笑)。やはりこれが簡単ですね。
そんな感じで・・・他は、前回と大体同じ作業でした。
ちなみに、今回外したタイヤです。↓ スリップサインが出てますね。
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【マフラー内部洗浄】
Youtube動画で紹介されていた方法を参考にして、
パイプ用洗剤を使って、マフラー内部を洗浄する事に。
ホームセンターで購入したこの洗浄剤を使用。↑
まず、マフラーのエキパイ側の口をテープで封じます。
テープは、ホームセンターで購入した多用途補修テープを使用。↓
そして、サイレンサー側の口から洗浄剤を投入!
サイレンサー側の口をテープで封じ、
、およそ一時間、そのまま放置しておきます・・・。
そして、およそ一時間後・・・。
エキパイ側のテープを剥がし、中の液体を容器に出そうとしたところ・・・。
真っ黒い液体が出てきました^^;。
しかし、ちょびっとしか出てこない・・・。
そこで、サイレンサー側から出してみたところ・・・。
出て来た、出て来た!(^^)
本当に真っ黒ですわ^^;。
やはり、マフラー内部は相当に汚れているんですねぇ・・・。
排気ガスの残滓に、スラッジ、サビ、埃・・・
いろいろな物が混ざっているのでしょうねえ・・・^^;。
この液体をそのまま下水に流すのはちょっとまずいと思ったので、
とりあえず、廃油処理箱に流し込む事に。↓
さらに内部を濯ぐため、ペットボトルで水を入れて、
外に出すという作業を繰り返します。↓
サイレンサーの内部は、迷路の様な構造になっている為、
なかなかすんなりと水が出てくれません。
口を下に向けても出て来ないのに、口を上に向けると、
突然水が飛び出して来たりします^^;。↓
やっちゃいました・・・^^;。↑
そんなこんなで、マフラーの内部を水で濯ぎ続けていくと、
だんだん水の汚れが薄まっていきます。
もう下水にそのまま流しても良いかな?と思いましたが、
念の為、とりあえず容器に出しておく事にしました。
その水がかなりの量になってしまったので、
とりあえず、ウエスの塊に染み込ませておく事にしました。↓
これだけの量になってしまいましたが、実際に真っ黒だったのは
一番右側のオイル処理箱だけで、その他は、黒く見えますが、
元々黒っぽいウエスだっただけで、実際にはそんなに黒くなかったです。
ウエスは、あまりにも水分が多かったので、自然乾燥はままならず、
絞った後に乾燥機でカラカラに乾かしてから処分しました。
一番右側のオイル処理箱の分だけは、本当に黒かったので、
そのまま乾燥させて処分しました。
水で濯いだ後は、マフラーを軽く乾燥させて、
後で原付に取り付けた後、試乗。
中に少し洗剤が残っていたのか、当初はその洗剤が焼ける様な
ひどい臭いがしましたが、そのうちそれは消えました。
念の為、その後、再びマフラーを外して、中を水で洗浄しました。
その時は、水を容器に入れず、浴室でそのまま流しました。
エキパイ側を上にして、蛇口でどんどん水を流し込むと、
サイレンサー側からどんどん水が出て来ました。
もうほとんど黒くは無かったですが、若干のスラッジが出て来ました。
水を止めて、中に残っている水を出そうとすると、
少し黒い水が出て来ました。
水をどんどん流しても、中に水が一部残る様な構造になっているみたいですね。
その後、原付に取り付けて試乗したところ、臭いは全く無くなりました。
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後は、元通り原付にパーツを組み付ける作業になります。
タイヤを取り付ける作業の時、ブレーキアームを締めたままだと、
ブレーキシューが広がった状態になっているので、
ホイールが奥まで入ってくれません。
当初、それが分からず、四苦八苦しました^^;。
ちゃんとブレーキアームを緩めてから、ホイールを取り付け。
インパクトレンチを使ってハブにナットを取り付け、
トルクレンチで103Nで締め付け。
あとは、マフラー、タイヤカバーをを取り付ければ、作業終了!
長くなりました^^;。お読み下さりありがとうございましたm(_ _)m。